8/9(火)17:00から開始した「エリザベス女王陛下肖像画寄贈式典」は、皆様のおかげをもちまして、無事に終了いたしました。
重要文化財旧下関英国領事館の竣工110周年にあたること、エリザベス女王陛下が生誕90年を迎えられたことを互いに祝し、その記念として肖像画が駐日英国大使館より送られることになりました。
1906年(明治39年)の8/9(火)は、旧下関英国領事館の上棟式が行われた日です。
当館の赤レンガ室に展示している「幣串」にその日付が刻まれています。
ティム・ヒッチンズ駐日英国大使、ローレンス・チヴァス在北九州英国名誉領事をお招きし、まずは館内をご案内しました。
2階英国館でスコーンと紅茶を楽しまれた後、式典を開始しました。
式典では、ヒッチンズ英国大使から寄贈についてご挨拶を賜り、肖像画の作者紹介、中尾市長より謝辞、肖像画を囲んで出席者の記念撮影が行われました。
式典後、ご来館いただいたお客様との会話を楽しまれたり、一緒に記念撮影をされるなど、ヒッチンズ大使の和やかで親しみやすいお人柄を感じました。
現在この肖像画は、旧領事室に展示しています。
夏休みやお盆休みを利用してのご来館、お待ちしております。
肖像画の作家紹介
作家:ウィリアム・ナラウェイ William Narraway(1915~1979)
絵画や彫刻を手掛けた英国の芸術家。著名な人物の上質な肖像画を手掛けることで注目された。
王立美術院、パリ・サロンなど数々の美術展に出展。
エリザベス女王陛下の肖像画を、1970年代に数点手掛けている。
作品紹介
1977年に描かれ英国の在外公館に飾るために女王陛下より複製許可を受け
駐日英国大使館において30余年保管されてきたものです。